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【高野木工】樹種について

高野木工は主にホワイトオーク・ウォルナット・アルダーを使用して家具を製造しています。天然木は育った環境により、木の1本1本が違った風合いを持ち木目や色もさまざまです。材質の持つ個性により、色の違いが出る場合がありますがこれも天然木の持つ特徴です。さらに時が経つにつれて色の深みも増し、風格と気品が漂ってまいります。

SILVER GRAIN


虎斑(とらふ)

ナラやオーク材などのブナ科に見られる斑紋です。柾目を横切るような帯状の杢目を「斑(ふ)」といい、この斑が大きく虎の毛のような模様に見えるものを「虎斑」と言います。虎斑は他の組織とは光沢が異なり、まさに虎の毛のように銀色に輝いているのが特徴です。

そのため、「銀杢」と呼ばれることもあります。

高野木工に使用される樹種


ホワイトオーク

数ある広葉樹の中でも最高級として重宝され、北アメリカ産の木材の中で最も良質な木材の一つです。
心材の色は浅黄褐色、辺材は浅黄白色で、柾目面には虎斑と呼ばれる杢目が現れることで知られています。
ウィスキーやぶどう酒の樽材としても使われ、放射線上に優美な模様があり、家具には使用することで独特の存在感を放ちます。

ウォルナット

ウォルナットは、チーク、マホガニーと並び世界三大銘木の一つに数えられている最高級木材です。
高級感のある美しい木肌と風合いから人気の高い樹種です。
性質として狂いが少なく衝撃にも強いことから、家具だけでなく様々な工芸品にも使われています。

アルダー

太平洋の北西海岸やヨーロッパが主な産地のアルダーは、広葉樹の中でも柔らかく加工性に優れ、主に家具やドアの他彫刻などにも使用されます。
色味は浅紅褐色で優しくぬくもりのある雰囲気です。
オイルによくなじむので木肌の美しさが際立ち、ぬくもりや素材感もアルダーの特徴です。