国内外を問わず素材やデザインにこだわった家具と雑貨を集めたインテリアショップ
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マルニ木工のトラディショナルシリーズに多く使われているビーチ材。ビーチ材は、古くから家具やおもちゃなどさまざまな日用品に幅広く使われてきました。ヨーロッパではブナの森の再生に力が注がれており豊かなブナの森が拡大し、 持続可能森林管理のもと安定的な木材供給が行なわれています。ブナの木肌はきめ細かく木目も穏やかです。一方、その優しい印象からは想像できない硬さと粘りがあり椅子やテーブルなどの家具に 必要な十分な強さを持った優れた木材といえます。
マルニ木工の家具に使われる木材は、すべて信頼のおけるサプライヤーから板材として供給されたものを使用しています。 入荷した木材は、まずは品質検査を行います。木材加工で大切なのは、適切な水分量かどうかで、それを含水率(8 ~ 11%)で表します。その含水率が、安定していると狂いの少ないモノづくりが可能となります。 次にこの板材を、加工に適切なサイズに切り揃えていきます。サイズが揃っていることはもちろんですが、家具のどの部分に使うか、さらに木目や色、欠点を見極めながら行います。 この時点で、すでに塗装完成後の木目や色をイメージして行うことは、より美しく家具を仕上げるための大切な作業です。一つとして同じものがない木材と向き合うこの作業には、削りや磨き、塗装加工と同じように職人的な資質が求められています。
地中海をめぐる国々の歴史が生んだ様式家具を現代に再現した「地中海」シリーズ。ディレクトワール様式を基調としたフランス風です。この様式は、ルイ16世から続く古代ギリシャ・ローマ文明に再スポットを当てた「ネオクラシズム」スタイル。 より直線を効かせたフランストラディショナルの優美で洗練された小粋なスタイルで、サイズや機能性にも配慮したすっきりと洗練されたシリーズです。暖かみのある塗色で仕上げた自然な木の味わいがゆったりと寛げるインテリアを作り上げる地中海シリーズ。 各部に手間を掛けた加工を施し、家具本来の手技による温もりを感じさせます。
「ブリティッシュコレクション」のテーマは古き良き英国。17世紀から18世紀にかけて英国では数多くの家具の名品が生み出されました。 それらに共通するのは、本物の素材が厳選され、職人の技と誇りが薫ること。ブリティッシュコレクションは、英国人のこだわりを継承したマルニの持つ英国様式のトラッドを結集したものです。 優雅な曲線を生かした「クイーンアンスタイル」。端麗で重厚な「ジョージアンスタイル」。ブリティッシュコレクションは、2つのスタイルで展開しています。 選りすぐったトラッドファブリックを採用し、熟練のクラフトマンシップを活かしたものづくりのこだわりにより、洗練された円熟の家具に仕上げられています。
18世紀フランスで生まれたロココ様式をデザインルーツにした「マキシマム」シリーズ。細部のディテールにいたるまで、気を抜くことなく、優雅さを追求したデザインです。 手仕事でしかできない木彫りの味わい。アンティーク塗装の色の微妙さ。そして、ロココ様式の大きな特徴である猫脚(カブリオールレッグ)の柔らかなカタチがエレガントな印象を高めます。 定番のファブリックは、金華山と呼ばれるトラディショナル家具に合う織物で、ジャガード織りによる文様に合わせパイルを織り込んだ厚みのある織物です。マキシマムの柔らかな曲線美は、私たちのインテリアに品格のある優美な雰囲気を加えてくれます。
寛ぎと豊かさにあふれた永遠のベストセラー、「ベルサイユ」 シリーズ。優雅で流麗な感覚とやわらかな曲線から生まれる美しい調和。 18世紀フランスのクラシック家具ロココ風の様式を基調とし、その伝統を現代に再現した シリーズです。木部にみられる彫刻や猫脚のスタイルなど、随所に細やかな配慮と職人の技術の冴えがうかがえます。 ベルサイユは発売当時、全国のお客様より大変な反響を呼び、マルニ木工を代表する製品にまで成長しました。創業から90余年を迎えたマルニ木工の歴史のなかで磨き上げられた繊細な感覚と高度な加工技術で仕上げられたベルサイユは、今なおクラシックファンを魅了します。
都会的な雰囲気と古典的な雰囲気が同居するロココ調の「ネオグレース」シリーズ。猫脚や微妙な曲線はトラディショナルモダンの逸品です。馬蹄形のフォルムはコンパクトでありながらゆったりとした座り心地です。スペースを有効に使ったコーディネイトにも最適です。